車の売却で引き渡しの日に必要なもの|書類・鍵・私物・ETCの最終確認

車の売却で引き渡しの日に必要なものを表すアイキャッチ

当サイトの記事は、国土交通省・軽自動車検査協会・自動車リサイクル促進センター・国民生活センターなど公的機関や業界団体の公開情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。手数料・様式・制度は記事執筆時点の情報で、改定されることがあります。記事内には広告を含む場合があります。

売る先も決まって、あとは車を渡すだけ。でも『当日に何を持っていけばいいの?』と不安になりますよね。

結論から言うと、車の売却の引き渡しで用意するのは「書類」「鍵と付属品」「空にした車内」の3つです。そして、その場で日時入りの受領証を受け取れば当日の仕事は終わりです。

この記事を読めば、引き渡しの日の持ち物と、渡す前と渡す時に確かめることが分かります。

車を売る予定の人

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入力は約47秒です。売るかどうかを決める前に、今の相場だけ調べておくこともできますよ。

今週末に車を引き渡します。書類は封筒にまとめたんですが、ほかに忘れているものがないか心配です。

案内役

書類をまとめてあるなら、もう半分は終わっていますよ。残りは鍵や記録簿などの付属品と、車内の片付けです。順番に見ていきましょう。

車の引き渡しの日に必要なものは?

先に結論

当日に渡すものは、契約の時に言われた書類一式、すべての鍵、整備記録簿などの付属品です。書類は普通車と軽自動車で中身が違います。

まずは書類です。

引き渡しの日に封筒の中身を見直す時は、次の表で自分の車の列を見てみてください。

当日に渡す書類普通車(運輸支局等)軽自動車(軽自動車検査協会)
車検証有効期間のあるもの原本(コピーは不可)
押印した書類実印を押した譲渡証明書・委任状押印不要(2021年1月4日に廃止)
役所で取った書類印鑑証明書(発行から3か月以内)協会の手続き上は不要
自賠責保険の証明書車と一緒に渡す車と一緒に渡す
リサイクル券一緒に渡すことが多い一緒に渡すことが多い

普通車は国土交通省の自動車検査登録総合ポータル、軽自動車は軽自動車検査協会の案内(いずれも2026年11月時点)をもとにしています。

軽自動車は、協会の手続き上は譲渡する側が用意するのは車検証だけです。

ただ、お店が実務でほかの書類を求めることもあるので、契約の時に言われたものをそろえておきましょう。

書類の全体像は車売却の必要書類一覧で確かめられます。

書類以外に渡すもの

書類と同じくらい忘れやすいのが、鍵と付属品です。

JPUC(日本自動車購入協会)が挙げている主なものに、査定の時に伝えたものを足して並べました。

書類と一緒に渡すもの
  • キー(リモコンキー・スマートキー)とスペアキー
  • 点検整備記録簿
  • 取り外した純正パーツやタイヤ
  • 取扱説明書など、査定の時に「ある」と伝えたもの

スペアキーは、家の引き出しにしまったままになりがちです。

前の日のうちに、鍵が全部そろっているか数えておくと安心ですよ。

書類以外の持ち物は車を売る時に必要なものでも詳しく紹介しています。

車内の私物とETCカードは、前の日までに降ろす

車を売る予定の人

荷物は当日、お店の駐車場で降ろせばいいですよね?

案内役

当日でも降ろせますが、時間に追われると見落としが出やすいんです。前の日に一度、車内を空にしておくのがおすすめですよ。

JPUCは、車に残した荷物は、持ち主が持つ権利を手放したものとみなされうると注意しています。

『あとで返してもらえばいいか』は通用しないこともあるんです。

降ろし忘れが多い場所
  • ETC車載器に差したままのETCカード
  • グローブボックスとセンターコンソールの中
  • サンバイザーの裏とドアポケット
  • トランクの床下とシートの下
  • 駐車場のリモコンや自宅のカードキー

ETCカードは、差したままになっていても外からは気づきにくいものです。

『カードは財布に戻したはず』と思っていても、引き渡しの朝にもう一度、車載器をのぞいてみてください。

ナビとドライブレコーダーの登録情報

カーナビやドライブレコーダーには、自宅の場所や走った記録が残っていることがあります。

JPUCと国民生活センターは、カーナビ・ドラレコの登録情報を消しておく(初期化する)よう呼びかけています。

やり方が分からない時は、引き渡しの前にお店へ「ナビの初期化はこちらでしますか?」と聞いてみてください。

引き渡しの時、その場で確かめること

先に結論

車を渡す時は、車の状態を一緒に確かめてもらい、日時が書かれた「車両受領(引渡)証」を受け取ります。契約書と一緒に保管しておくと、いつ・どんな状態で渡したかがはっきりします。

JPUCは、引き渡しの時に査定の時から変わったところがないかを確かめてもらうよう案内しています。

査定から日がたっていると、ちょっとした傷が増えていることもありますよね。

引き渡しの場でやること
  1. お店の人と一緒に車の周りを見て、査定の時からの変化を確かめる
  2. 書類を封筒から出して、通数を一緒に数える
  3. 鍵と付属品を渡す
  4. 日時が書かれた車両受領(引渡)証を受け取る
  5. 受領証を契約書と一緒にしまう
車の引き渡しの日にその場で確かめる流れの図解

受領証の日時が空欄なら、「今日の日付と時間を入れてもらえますか」と声をかけてみてください。

JPUCの相談事例では、売買契約書と受領証がそろうと「売る契約をしたこと」と「引き渡した日」がはっきりし、支払いがない時の証明にも役立つと説明されています。

書類と車を別の日に渡す時

書類だけ先に郵送する、車だけ先に引き取ってもらう、という形になることもあります。

その時は、何の書類を何通渡したかをメモに残しておきましょう。

JPUCも、何の書類を何のために何通出すのかを、お店から説明してもらうよう勧めています。

自分で運転して持ち込む時

お店まで自分で運転していく時は、車検証と自賠責保険の証明書の原本を車に載せたまま向かいます。

公道を走る時は原本を持っている必要があるので、車と同時に渡す形になります。

自賠責の扱いは車売却の自賠責保険証明書で紹介しています。

任意保険は引き渡しに合わせて自分で手続きする

車を売る予定の人

任意保険はお店が手続きしてくれるんですか?

案内役

任意保険は自分で保険会社に連絡する手続きなんです。次の車に乗り換えるか、しばらく乗らないかで、やることが変わりますよ。

国民生活センターの資料では、任意保険は車両の入れ替えや解約を自分で手続きするよう案内されています。

しばらく車に乗らない時

次の車まで間があく時は、中断証明書を取っておくと、最長10年間、7等級以上の等級を引き継げると国民生活センターの資料で紹介されています。解約する前に保険会社へ相談してみてください。

引き渡しの日から補償が切れない日取りになっているか、保険会社と日付を合わせておくと安心です。

よくある相談:引き渡しの日の持ち物と片付け

Yahoo!知恵袋にも、車の引き渡しについての相談が寄せられています。

ここでは3つの相談に答えていきますね。

ETCカードを抜けば、車載器はそのままでいい?

ETC車載器を付けたまま売る予定で、カードさえ抜けば車載器はそのままでいいのか、という相談です。

公的機関や業界団体の案内で確かめられた注意は、ETCカードの抜き忘れです。

車載器の設定をどうするかは、お店によって扱いが違うことがあるので、引き渡しの前に聞いておきましょう。

マイレージサービスなどに車の情報を登録している方は、そのサービスの案内で変更が要るかも見ておくと安心です。

車に積んでいる工具は、降ろしてから渡していい?

車載工具などを降ろして引き渡していいのか、という相談です。

査定の時に車に付いていたものは、その状態で金額が出ていることがあります。

降ろしたいものがある時は、引き渡しの前にお店へ「これは降ろしてもいいですか」と確かめておきましょう。

引き渡した後で減額を言われたらどうする?

車を渡した後で、お店から金額を下げたいと言われた、という相談です。

国民生活センターは、査定額で契約した後に、見落としを理由とした減額には応じる必要はないと説明しています。

一方で、事故歴や修復歴を伝えていなかった時は、減額などを求められる可能性があるとも注意しています。

引き渡しの時に状態を一緒に確かめ、受領証を受け取っておくのは、こうした行き違いを防ぐためでもあるんです。

契約書のどこに減額の条件が書かれているかは車の売買契約書で確認することで紹介しています。

引き渡しの前に、売る先と相場は納得できていますか?

ここまで準備できたら、あとは渡すだけです。

ただ、もしまだ売る先を決めきれていないなら、ディーラーの下取りだけでなく、買取店に売る方法もあります。

いくつかの見積もりを並べて相場を知っておくと、出てきた金額に納得してから契約できます。

書類がそろっていれば、契約から引き渡し、入金までが早く進みますよ。

相場を知って売る先を決めてから引き渡しの日を迎える流れの図解

引き渡しの後は、入金と名義変更の完了を確かめれば売却は終わりです。

入金の目安は車を売った後の入金はいつ?、名義変更の確かめ方は車を売った後の名義変更を確認する方法で紹介しています。

新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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今の車がいくらくらいで売れそうかは、一括査定サービス「ナビクル」で調べられます。

Webで車種・年式・走行距離などを入力すると、その場で買取相場の目安が表示されます。

買取店の査定を受ける前に、すぐ金額の目安が分かるのが便利なところです。

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この事実を知らないと、新しい車への買い替えで損をしてしまう可能性があります

無料で、しかも約47秒で終わるひと手間をやるかどうか。

これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。

すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。

ポイントは「今の車をどう手放すか」です。

多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。

販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。

下取りの商談でよくある流れ
  • まず、控えめな下取り額を提示される
  • 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる

金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。

ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。

比べる材料を持たずに商談に行くと、もっと高く売れたはずの車を、そのまま安く手放してしまうこともあるんです。

実際に、ナビクルの公式サイトでは、下取りより一括査定のほうが高く売れた実例が紹介されています。

ナビクル公式サイトに掲載された下取りと一括査定の差額の実例
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ナビクル査定事例より。個人の感想であり、実際の査定・売却額を保証するものではありません。

ナビクルのアンケートでは、買取価格は下取り価格より平均28.7万円高いという結果も出ています。

「平均28.7万円」はナビクル実施のアンケート調査結果です(2024年1月〜2025年12月・回答4,489件)。ナビクルを利用し実際に売却された方の査定最高額と下取り価格の差額平均額です。

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この2つを持って販売店に行き、「買取店では○○万円で買い取ってもらえるそうです」と伝えてみてください。

それより安い下取り額では、話がまとまりにくくなります。

それでも下取り額が上がらなければ、高く買ってくれる買取店に売ればいいだけです。売るかどうかは、金額を見てから決めて大丈夫ですよ。

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このひと手間をかけずに商談に行くと、数十万円の差がつくこともあります。

逆に、約47秒の入力でそれを防げる可能性があるなら、こんなに割のいい作業はなかなかありませんよね。

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表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。

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後から「もっと高く売れたのに」と後悔したくない方は、まずは約47秒だけ時間を使って、今の車の情報を入力してみてください。

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よくある質問

引き渡しの日は何を持っていけばいいですか?

契約の時に言われた書類一式、すべての鍵、整備記録簿や取り外した純正パーツです。普通車は実印を押した譲渡証明書・委任状と印鑑証明書、軽自動車は協会の手続き上は車検証が中心です。

車両受領(引渡)証はもらっておいた方がいいですか?

日時が書かれた受領証を受け取り、契約書と一緒に保管するようJPUCは勧めています。いつ渡したかがはっきりし、支払いがない時の証明にも役立ちます。

ETCカードを差したまま渡してしまいました。

早めにお店へ連絡して、カードを返してもらえるか相談してみてください。車に残したものは持ち主が権利を手放したとみなされうるので、気づいた時点ですぐ伝えることが大切です。

ナビの初期化は自分でしないといけませんか?

カーナビやドラレコの登録情報は消しておくよう呼びかけられています。自分でやるかお店がやるかは、引き渡しの前にお店へ聞いておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 引き渡しの日に渡すのは、書類一式・すべての鍵・記録簿などの付属品
  • 普通車は実印を押した書類と印鑑証明書、軽自動車は協会の手続き上は車検証が中心
  • 車内の私物とETCカードは前の日までに降ろし、ナビやドラレコの情報も消す
  • その場で車の状態を一緒に確かめ、日時入りの車両受領(引渡)証を受け取る
  • 任意保険の入れ替えや解約は自分で手続きする
車売却の必要書類.jp

車売却の必要書類.jp 編集部

車を売る・下取りに出す・家族に譲る時に必要な書類と手続きの流れ、住所や氏名が車検証と違う時、書類をなくした時の対応を、国土交通省や軽自動車検査協会など公的機関の情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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