車の買い替えの必要書類|売る車と買う車で分けて用意するもの

車の買い替えの必要書類を表すアイキャッチ

当サイトの記事は、国土交通省・軽自動車検査協会・自動車リサイクル促進センター・国民生活センターなど公的機関や業界団体の公開情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。手数料・様式・制度は記事執筆時点の情報で、改定されることがあります。記事内には広告を含む場合があります。

次の車が決まりかけて、『今の車の書類と、新しい車の書類、どっちに何がいるの?』と混乱している方も多いはずです。

結論から言うと、車の買い替えの必要書類は「売る車の書類」と「買う車の書類」の2組に分けると整理できます。売る側としての書類と、買う側としての書類を、同じ人が同じ時期に用意するので混ざりやすいんです。

この記事を読めば、乗り換えの時にそろえる書類の分け方と、印鑑証明書の通数、車のない日を作らない段取りが分かります。

車を売る予定の人

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入力は約47秒です。売るかどうかを決める前に、今の相場だけ調べておくこともできますよ。

新しい車の契約をしたら、「印鑑証明書を用意してください」と言われました。今の車を売る分と同じ1通でいいんでしょうか?

案内役

そこが買い替えで一番迷うところですね。売る車と買う車で、それぞれ使うことがあるんです。何に使う1通なのかを分けて考えてみましょう。

車の買い替えは「売る車」と「買う車」で書類が2組

先に結論

買い替えの書類は、売る車の「旧所有者」としての書類と、買う車の「新所有者」としての書類の2組です。普通車は両方で印鑑証明書を使うことがあり、軽自動車は売る側の書類が車検証だけで済みます。

車の購入に必要な書類と、今の車を売る書類は、中身も窓口も別のものです。

普通車と軽自動車で分けて並べました。

区分普通車(運輸支局等)軽自動車(軽自動車検査協会)
売る車で用意する書類車検証・印鑑証明書(発行から3か月以内)・実印を押した譲渡証明書と委任状車検証(管轄が変わる時はナンバープレート)
中古車を買う時に用意する書類新所有者の印鑑証明書(発行から3か月以内)・実印か実印を押した委任状使用者の住所を証する書面(住民票の写しか印鑑証明書のどちらか1点・3か月以内・コピー可)
車庫のこと使用の本拠の位置が変わる時などに自動車保管場所証明書(車庫証明)協会への提出は不要。地域により手続き後に警察へ保管場所届出
押印売る車・買う車とも実印押印不要(2021年1月4日から廃止)

普通車は国土交通省 自動車検査登録総合ポータルと宮城運輸支局の案内、軽自動車は軽自動車検査協会の名義変更の案内とFAQをもとにしています(2026年11月時点)。

新車を買う時の登録の書類は、新車を扱う販売店の案内に沿って用意する形になります。

『どれが売る車の分だっけ?』とならないよう、クリアファイルを2つに分けておくのがおすすめです。

売る車の書類の全体は車売却の必要書類一覧で確かめられます。

車庫証明は「買う車」の書類

車庫証明(自動車保管場所証明書)は、新しく使う車のための書類で、買う側が用意するものです。

普通車は、新規登録の時や、使用の本拠の位置が変わる名義変更の時に、警察署で取って運輸支局等に出します。

有効期間は、国土交通省のポータルのQ&Aでは発行日から概ね1か月、宮城運輸支局などのページでは証明日から40日以内と案内されています。

取る時期は、買うお店に相談してみてください。

買い替えで売る車の書類と買う車の書類を分けて示した図解

印鑑証明書は何通いる?

車を売る予定の人

印鑑証明書は、とりあえず多めに取っておけば安心ですか?

案内役

多めに取っても、期限が過ぎると使えなくなるんです。組み合わせで通数を考えて、お店に確かめてから取るのがいちばん無駄がないですよ。

普通車の名義変更では、新しい所有者と古い所有者の両方に、発行から3か月以内の印鑑証明書が求められます。

買い替えでは、同じ人が「売る車の旧所有者」と「買う車の新所有者」を兼ねることが多いので、通数の考え方がややこしくなるんです。

買い替えの組み合わせ売る車の分買う車の分
普通車を売って、中古の普通車を買う1通使う新所有者として1通使う
普通車を売って、中古の軽自動車を買う1通使う住民票の写しか印鑑証明書のどちらか1点
軽自動車を売って、中古の普通車を買う協会の手続きでは不要新所有者として1通使う
軽自動車を売って、中古の軽自動車を買う協会の手続きでは不要住民票の写しか印鑑証明書のどちらか1点
新車を買う売る車の種類で上と同じ販売店の案内で確かめる

表は名義変更の手続きで使う通数の考え方です。

お店が実務でほかに求めることもあるので、最後は「売る車の分と買う車の分、それぞれ何通ですか?」と聞いて決めましょう。

印鑑証明書は取る日をそろえる

印鑑証明書は、提出の時点で発行から3か月以内のものが求められます。

JPUCは、引き渡しの時点で残りが2か月以上あるものを求められることもあると紹介しています。

売る車と買う車の分を同じ日に取れば、窓口に行くのが1回で済み、期限の管理もしやすくなりますよ。

取り方や期限は車売却の印鑑証明で詳しく紹介しています。

車のない日を作らない段取り

先に結論

買い替えで困りやすいのは、今の車を渡してから新しい車が届くまでの「車のない日」です。新しい車の納車日を先に聞き、そこから今の車の引き渡し日を決めると段取りが組みやすくなります。

下取りなら、新しい車の納車の日に今の車を引き渡す形にしやすいです。

今の車を買取店に売る時は、買取店への引き渡しの日と納車の日を別々に決めることになります。

乗り換えの段取り
  1. 今の車の相場を知り、下取りと買取の見積もりを取る
  2. 新しい車の納車日の見込みを聞く
  3. 今の車の売る先と引き渡し日を決める
  4. 売る車の分と買う車の分の書類を、名義ごとに分けてそろえる
  5. 任意保険の車両入替を自分で保険会社に連絡する
  6. 納車と引き渡しを済ませ、入金と名義変更の完了を確かめる

任意保険は、お店では手続きしてくれないので、車両入替を自分で保険会社に連絡しておきましょう。

国民生活センターの資料では、任意保険の車両入替や解約は自分で手続きするものとされています。

納車が遅れた時の相談は早めに

新しい車の納車日は、決まっていても後ろにずれることがあります。

買取店に引き渡し日を伝えている時は、ずれが分かった時点で「引き渡しの日を動かせますか?」と相談してみてください。

JPUCは、約束した日時までに車と書類を引き渡すのは売主の責務で、遅れると支払いに支障が出ることもあると説明しています。

だからこそ、引き渡し日を決める前に、納車日にどのくらい余裕があるかを聞いておくと安心です。

買い替えは、今の車の相場を知ってから次の車の予算を決める

車を売る予定の人

次の車の見積もりを先にもらいました。今の車の値段は、契約の時に聞けばいいですよね?

案内役

実は、順番を逆にしたほうが決めやすいんです。今の車がいくらになるかが分かると、次の車にいくらまで出せるかが見えてきますよ。

買い替えでは、今の車が売れる金額が、そのまま次の車の予算に関わります。

次の車の商談が進んでから今の車の金額を聞くと、新しい車の値引きと今の車の金額が混ざって、どちらがいくらなのか見えにくくなりがちです。

『全部込みでこの金額なら、まあいいか』と決めてしまう前に、今の車の相場を先に知っておきましょう。

下取りだけでなく、買取店の見積もりも取る

車の手放し方は、次の車を買うお店での下取りだけではありません。

今の車を買取店に売り、新しい車は別のお店で買う、という分け方もできます。

下取りは次の車の購入とセットの「代物弁済」という契約で、購入をやめると下取りも基本的に取りやめになるとJPUCは説明しています。

買取は購入とは別の契約なので、今の車の金額だけを比べられます。

先にやること分かること
今の車の相場を調べる次の車の予算の目安
下取りの金額を、値引きと分けて聞くディーラーが今の車をいくらで見ているか
買取店の見積もりも取る下取りと並べた時の差
入金日と引き渡し日を聞く次の車の支払いと納車に間に合うか

ローンが残っている時は、残債の額も先に確かめる

今の車のローンが残っている時は、残りの額を先に確かめておくと、次の車の予算の話がぶれません。

完済しないと売ることも名義変更もできず、売れる金額で足りるかどうかで進め方が変わるからです。

書類は売る先が決まってから

売る先と引き渡し日が決まったら、そこで初めて役所の書類を取りに行きます。

書類がそろっていると、引き渡しから入金、名義変更の完了までがスムーズに進みます。

流れ全体は車を売る流れで、下取りの書類は車の下取りに必要な書類で確かめられます。

買い替えで今の車の相場を先に知ってから次の車の予算を決める流れの図解

よくある相談:乗り換えの書類とお金のこと

Yahoo!知恵袋にも、車の乗り換えにまつわる相談が寄せられています。

ここでは、よく見かける3つの相談に答えていきますね。

ローンが残っていて、所有者はディーラー。乗り換えはできる?

ローンの残りが、今の車を下取りに出せる金額より多く、一括で返すお金もない、という相談です。

車検証の所有者がディーラーやローン会社になっている車は、完済しないと売ることも名義変更もできません。

売れる金額が残債より少ない時の進め方として、国民生活センターの資料は次の方法を挙げています。

  • 一括で清算する
  • 次の車の代金に上乗せする
  • 不足分をローンにする

どれが合うかは残りの額と次の車の予算で変わるので、お店と相談する前に、正確な残債の額を確かめてみてください。

詳しくは車検証の所有者がディーラーや信販会社の時で紹介しています。

買取店に売った車の税金は、どうなるの?

乗り換えで今の車を買取店に売ったところ、その車にかかっていた税金の扱いが分からない、という相談です。

自動車税は、4月1日時点の所有者がその年度分を納める税で、名義変更で売る時に制度として月割で戻る仕組みはありません。

ただ、JPUCは、買取業者に売る時は未経過分の自動車税の相当額が買取金額に含まれることがほとんどだと説明しています。

自動車重量税の還付は、解体して永久抹消登録する時の仕組みなので、売る時は対象になりません。

自賠責保険は、車と一緒に次の持ち主へ引き継がれます。

自動車税の扱いは車を売った時の自動車税で詳しく紹介しています。

乗り換えで売る普通車の車検証の住所が、今の住所と違う

乗り換えのために今の車を売ろうとしたら、引っ越しで車検証の住所と今の住所が違っていた、という相談です。

普通車の場合は、車検証の住所から今の住所までのつながりが分かる住民票か、住民票の除票・戸籍の附票が必要です。

印鑑証明書は今の住所で出るので、車検証との差を書類でつなぐイメージですね。

取り方は車検証の住所が違う時の売却書類で紹介しています。

新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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この事実を知らないと、新しい車への買い替えで損をしてしまう可能性があります

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これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。

すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。

ポイントは「今の車をどう手放すか」です。

多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。

販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。

下取りの商談でよくある流れ
  • まず、控えめな下取り額を提示される
  • 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる

金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。

ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。

比べる材料を持たずに商談に行くと、もっと高く売れたはずの車を、そのまま安く手放してしまうこともあるんです。

実際に、ナビクルの公式サイトでは、下取りより一括査定のほうが高く売れた実例が紹介されています。

ナビクル公式サイトに掲載された下取りと一括査定の差額の実例
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ナビクル査定事例より。個人の感想であり、実際の査定・売却額を保証するものではありません。

ナビクルのアンケートでは、買取価格は下取り価格より平均28.7万円高いという結果も出ています。

「平均28.7万円」はナビクル実施のアンケート調査結果です(2024年1月〜2025年12月・回答4,489件)。ナビクルを利用し実際に売却された方の査定最高額と下取り価格の差額平均額です。

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それでも下取り額が上がらなければ、高く買ってくれる買取店に売ればいいだけです。売るかどうかは、金額を見てから決めて大丈夫ですよ。

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よくある質問

車の買い替えで、自分で役所に取りに行く書類は何ですか?

普通車なら、主に印鑑証明書です。車検証の住所や名字が今と違う時は、住民票や戸籍の附票、戸籍謄本も加わります。軽自動車を中古で買う時は、住民票の写しか印鑑証明書のどちらか1点を使います。

車庫証明は、売る側も用意しますか?

車庫証明は新しく使う車のための書類なので、買う側が用意します。普通車は、使用の本拠の位置が変わる時などに警察署で取ります。軽自動車は、地域によって手続きの後に警察へ保管場所届出をします。

下取りと買取、買い替えで書類が多いのはどちらですか?

売る車の書類は、下取りでも買取でもほぼ同じです。違うのは書類を渡す相手と、引き渡しの日の決め方です。

車の登録に必要な書類は、いつまでに用意すればいいですか?

新しい車の登録に使う書類は、買うお店が示す日までに出します。印鑑証明書は期限があるので、お店から通数と提出日を聞いてから取りに行くと無駄がありません。

まとめ

この記事の要点
  • 車の買い替えの必要書類は、売る車の書類と買う車の書類の2組に分ける
  • 普通車は売る車・買う車の両方で印鑑証明書を使うことがある。軽を売る時は車検証だけ
  • 車庫証明は買う側の書類。普通車は警察署で取り、軽は地域により保管場所届出
  • 新しい車の納車日から逆算して、今の車の引き渡し日を決める
  • 今の車の相場を先に知り、下取りと買取の金額を並べてから次の車の予算を決める
車売却の必要書類.jp

車売却の必要書類.jp 編集部

車を売る・下取りに出す・家族に譲る時に必要な書類と手続きの流れ、住所や氏名が車検証と違う時、書類をなくした時の対応を、国土交通省や軽自動車検査協会など公的機関の情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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