当サイトの記事は、国土交通省・軽自動車検査協会・自動車リサイクル促進センター・国民生活センターなど公的機関や業界団体の公開情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。手数料・様式・制度は記事執筆時点の情報で、改定されることがあります。記事内には広告を含む場合があります。

車を売ると決めたのに、『書類って何をそろえればいいの?』と手が止まっている方も多いはずです。

結論から言うと、車売却の必要書類は「普通車か軽自動車か」で大きく変わります。

普通車は実印と印鑑証明書が要り、軽自動車は押印がいりません。

まず自分の車がどちらかを確かめて、そこから必要な記事に進むのがいちばんの近道です。

このサイトは、国土交通省や運輸支局、軽自動車検査協会、買取店の公式サイトではありません。

国土交通省・軽自動車検査協会・業界団体などの公的な情報をもとに、編集部が第三者の立場で書類の準備をまとめています。

車を売る予定の人

今の車を売ろうと思っています。でも、どの書類をどこで取ればいいのか、何から始めればいいのか分からなくて。

案内役

まずは車検証を手元に出してみましょう。普通車か軽自動車か、所有者が自分かどうかが分かれば、用意する書類はかなり絞れますよ。

車売却の必要書類は?普通車・軽自動車の早見表

先に結論

普通車は「車検証・印鑑証明書・譲渡証明書・委任状」が基本です。軽自動車は軽自動車検査協会の案内で、譲渡する側が用意するのは車検証だけとされています。どちらも自賠責保険の証明書とリサイクル券は車と一緒に渡すのが一般的です。

普通車と軽自動車は、手続きの窓口からして違います。

普通車は運輸支局等、軽自動車は軽自動車検査協会の事務所が窓口です。

売る側(旧所有者)が用意するものを、早見表にしました。

書類・項目普通車(運輸支局等)軽自動車(軽自動車検査協会)
車検証必要(有効期間があること)必要(原本)
印鑑証明書必要(発行から3か月以内)協会の必要書類には無し
譲渡証明書必要(実印を押す)協会の必要書類一覧には無し
委任状代理人が手続きする時に必要(実印)代わりに手続きする時は申請依頼書
押印実印不要(2021年1月4日から押印廃止)
車検が切れている車移転登録できない(先に車検)車検切れでも名義変更できる
住所・氏名が車検証と違う時住民票・戸籍の附票・戸籍謄本などでつなぐ改姓は戸籍謄本など。住所は窓口に確認

出典は、国土交通省の自動車検査登録総合ポータルと軽自動車検査協会の名義変更の案内です(2026年11月時点)。

ただ、軽自動車でも、買取店が自賠責保険の証明書やリサイクル券、申請依頼書などを求めることはあります。

実際に売る時は、相手の案内に合わせて用意しておきましょう。

普通車と軽自動車で売る時に用意する書類の違いの図解

書類の全体像は車売却の必要書類一覧でくわしく見られます。

普通車の方は普通車を売る時の必要書類、軽自動車の方は軽自動車を売る時の必要書類から読んでみてください。

はじめて車を売る人は、ここから読むと迷いません

『車を売るのは初めてで、どこから手をつければいいのか…』という方もいますよね。

実は、書類は全部を一度にそろえる必要はありません。

査定の時と、契約・引き渡しの時で、求められるものが違うからです。

場面主に必要なもの読みたい記事
査定を受ける車検証(金額を見てもらうだけなら)車の査定に必要なもの
買取店と契約する印鑑証明書・譲渡証明書・委任状など車買取の必要書類
ディーラーで下取り買取とほぼ同じ書類車の下取りに必要な書類
買い替えで同時に動く売る車と買う車の書類を分けて準備車の買い替えに必要な書類
車を引き渡すキー・スペアキー・記録簿・付属品車を売る時に必要なもの

印鑑証明書は、名義変更で使う時に「発行から3か月以内」が求められます。

早く取りすぎると期限が近づいてしまうので、取る時期には少しコツがあるんです。

取り寄せの順番は車売却の書類はいつ準備する?にまとめています。

最初に確かめておきたいこと
  • 車検証の所有者欄が自分の名前になっているか
  • 車検証の住所・氏名が今と同じか
  • 普通車か軽自動車か(ナンバーの色や車検証で確認)
  • 車検の有効期間が残っているか
  • 実印を登録しているか(普通車の場合)

書類ごとの取り方と注意点

ここからは、書類を1つずつ見ていきます。

『譲渡証明書って、どこでもらうの?』と思った方も多いのではないでしょうか。

書類どこで取る/誰が用意注意
譲渡証明書(普通車)国土交通省の様式をダウンロード、または買取店が用意旧所有者の実印。書き損じは実印で訂正
委任状(普通車)国土交通省の様式、または買取店が用意代理人が手続きする時に実印を押す
印鑑証明書住んでいる市区町村の窓口など普通車で必要。発行から3か月以内
車検証車の中に保管電子車検証は所有者が券面に載っていない
自賠責保険の証明書車検証と一緒に保管紛失したら契約した保険会社の窓口へ
リサイクル券新車の購入時に受け取ったもの原則再発行なし。預託状況の印刷で代わりに
納税証明書納付書に付いているもの移転登録の書類一覧には含まれていない

譲渡証明書と委任状

譲渡証明書は、国土交通省の「第21号様式」で、車を譲ったことを示す大切な書類です。

同じ車について2通以上交付できない決まりがあるので、ていねいに扱いましょう。

役割は譲渡証明書とは?、書き方は譲渡証明書の書き方で見られます。

様式の入手は譲渡証明書のダウンロード、書き間違えた時は譲渡証明書を書き間違えたら?が参考になります。

軽自動車の方は軽自動車の譲渡証明書は必要?、委任状の書き方は車売却の委任状とは?をどうぞ。

印鑑証明と実印

普通車を売るなら、実印と印鑑証明書はセットで考えておきましょう。

実印を登録していない方は、先に市区町村で印鑑登録をしておくと安心です。

有効期限や枚数は車売却の印鑑証明、実印の準備は車を売る時の実印で確かめられます。

軽自動車など、印鑑証明がいらない場面は車売却で印鑑証明がいらないケースにまとめました。

車検証で見るところ

車検証は、所有者・使用者・有効期間の3か所をまず見てください。

普通車は2023年1月4日以降に手続きをした車から電子車検証になっています。

電子車検証は所有者の氏名や住所が券面に載っていないので、車検証閲覧アプリで確かめます。

見方は車売却で車検証を確認するところ、電子車検証の方は電子車検証の車を売る時が参考になります。

リサイクル券・自賠責・税金

リサイクル券は、リサイクル料金を払ったことを示す書類です。

中古車として売る時は、車の価値の分とは別に「リサイクル料金相当額」を受け取る仕組みになっています(資金管理料金は除く)。

気になること読みたい記事
リサイクル券の役割と保管場所車のリサイクル券とは?
預託金は戻るのかリサイクル預託金とは?
見積書の「相当額」の見方リサイクル預託金相当額とは?
自分の車のリサイクル料金リサイクル料金の調べ方
自賠責保険証明書の扱い車売却の自賠責保険証明書
納税証明書は要るのか車売却に自動車税の納税証明書は必要?
売った年の自動車税車を売った時の自動車税

自動車税は、4月1日時点の所有者にその年度分がかかります。

名義変更(売却)では月割の還付はありませんが、買取では未経過分の相当額が買取金額に含まれることがほとんどだと、JPUCは案内しています。

契約の時に、どう扱われているかを確かめておきましょう。

手数料と窓口の目安

『名義変更にはお金がかかるの?』と気になりますよね。

国土交通省の手数料一覧(令和8年4月1日現在)と軽自動車検査協会の案内では、次のようになっています。

手続き普通車軽自動車
名義変更(移転登録)窓口700円/OSS600円無料(ナンバーが変わる時はナンバー代が別)
車検証の再交付450円450円
名義変更後の記録の証明登録事項等証明書 現在400円検査記録事項等証明書 現在400円
窓口運輸支局等軽自動車検査協会の事務所・支所

最新の金額は、運輸支局等や軽自動車検査協会で確かめてみてください。

印鑑証明書・住民票・戸籍の附票の手数料は、市区町村ごとに違います。

買取店や下取りで売る場合、名義変更の費用をどう扱うかは、契約の時に聞いておくと安心です。

運輸支局等は土日祝日が閉庁なので、自分で窓口に行く時は平日の予定を空けておきましょう。

車検証の住所・氏名が今と違う時

車を売る予定の人

引っ越してから車検証の住所を変えていません。このままでも売れますか?

案内役

売れますよ。普通車なら、住民票や戸籍の附票で、車検証の住所から今の住所までのつながりを示せば大丈夫です。何回引っ越したかで用意する書類が変わるので、一緒に確かめましょう。

普通車では、車検証の住所・氏名と印鑑証明書の住所・氏名が違うと、変わった経緯がわかる書類が要ります。

住民票だけでつながりが示せない時は、住民票の除票や戸籍の附票も必要です。

状況普通車で用意するもの読みたい記事
住民票で前の住所とつながる住民票車検証の住所が違う時の売却書類
住民票だけではつながらない住民票に加えて住民票の除票・戸籍の附票など引っ越しが多い時の車売却書類
結婚などで名字が変わった戸籍謄(抄)本など名字が変わった時の車売却書類

戸籍の証明書は、2024年3月1日から本籍地以外の市区町村の窓口でも請求できるようになりました(法務省)。

軽自動車は、改姓の時は戸籍謄本などが要りますが、住所のつながりの書類は協会の案内に載っていません。

不要と決めつけず、買取店か管轄の事務所に確かめておくと安心です。

車検証の住所や氏名が今と違う時に書類でつなぐ考え方の図解

書類をなくした時の再発行先

『車検証が見当たらない…』と焦ってしまうこともありますよね。

でも、多くの書類は再発行や代わりの方法があります。

なくした書類再発行・代わりの方法読みたい記事
車検証(普通車)管轄の運輸支局等で再交付車検証をなくした時の再発行
車検証(軽自動車)管轄の軽自動車検査協会の事務所で再交付車検証の再発行
自賠責保険の証明書契約した保険会社の窓口(代理店ではできない)自賠責保険証明書の再発行
リサイクル券「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷リサイクル券をなくした時
納税証明書税の窓口(普通車は都道府県、軽は市区町村)納税証明書が要る場面

まとめて確かめたい方は、車売却の書類をなくした時の再発行一覧が便利です。

手元に無い時は、まず買取店に相談してみるのも1つの方法です。

売却の流れと入金まで

車を売る予定の人

書類をそろえたら、あとはどう進むんでしょう?お金はいつ振り込まれるのかも気になります。

案内役

相場を確かめて、査定・契約・引き渡しの順に進みます。入金の日は公的な決まりがないので、契約書の支払日を確かめておくのが大事なんです。

車を売る流れ
  1. 車検証で所有者・使用者・有効期間を確かめる
  2. 複数のお店で見積もりを取り、相場を知る
  3. 契約書で支払日・キャンセルの条件を確かめて契約する
  4. 書類と車を引き渡し、車両受領証を受け取る
  5. 入金と名義変更の完了を確かめる
車を売る時の相場の確認から入金・名義変更の確認までの流れの図解

JPUCの相談事例では、車と書類を引き渡したあと、おおよそ1週間以内で振り込むお店が多いとされています。

ただ、日数はお店や契約で違うので、契約書の支払日を見ておきましょう。

知りたいこと読みたい記事
査定から入金までの全体車を売る流れ
入金はいつになるか車を売った後の入金はいつ?
入金が遅い・入らない売却代金が入金されない時
引き渡しの日の持ち物車の引き渡しの日に必要なもの
名義変更が済んだかの確認名義変更を確認する方法
契約書で見るところ車の売買契約書で確認すること

車の売却は、クーリング・オフの対象外です。

3月中に引き渡す時は、3月末までに名義変更をしてもらうよう申し入れ、翌年度の自動車税の扱いを契約書に書いてもらうと安心だと、JPUCは案内しています。

相続・親名義・ローン中などケース別の書類

車検証の所有者が自分ではない時は、用意する書類がぐっと増えます。

『親の車を売りたいけど、何を頼めばいいの?』という方も多いはずです。

状況ポイント読みたい記事
所有者が亡くなった相続人への移転登録が必要所有者が亡くなった車を売る時
相続車の査定額が100万円以下遺産分割協議成立申立書が使える査定額100万円以下の相続車
離れて住む親の名義親に委任状・印鑑証明書を用意してもらう親名義の車を子どもが売る時
会社の名義法人の印鑑証明書や登記事項証明書法人名義の車を売る時
所有者が2人共有者全員の書類が要ることも共有名義の車を売る時
所有者がディーラーや信販会社完済して所有権を外すのが条件所有者がディーラーや信販会社の時
家族や知人に譲る名義変更まで自分たちで進める個人売買・家族に譲る時
車検が切れている普通車は車検を通すまで移転登録できない車検切れの車を売る時

遺産分割協議成立申立書は、車の価格が100万円以下と確認できる査定証などを付けた場合に限って使える書類です。

迷う時は、管轄の運輸支局や軽自動車検査協会の事務所に、事前に聞いておくと安心です。

書類をそろえる前に、相場を知って見積もりを比べよう

書類の準備と同じくらい大事なのが、今の車をどこにいくらで売るかです。

車を手放す方法は、ディーラーでの下取りだけではありません。

買取店に売るという方法もあり、査定の金額はお店ごとに違います。

『下取りで決めてしまっていいのかな』と迷う方も多いですよね。

査定の話は車検証があれば進められることが多いので、書類を全部そろえる前に、いくつかのお店で見積もりを取ってみてください。

複数の見積もりを並べると、今の車の買取相場がつかめて、売る先を落ち着いて選べます。

金額が決まったら、そこから印鑑証明書などを取りに行けば、期限の心配も少なくて済みます。

書類がそろっていると、契約から引き渡し、入金までがスムーズに進みますよ。

目的別に記事を探す

このサイトの記事を、カテゴリごとに一覧にしています。自分の状況に近いところから開いてみてください。

リサイクル券・自賠責・税(9本)

必要書類の基本(9本)

ケース別の書類(8本)

印鑑証明・車検証(6本)

売却の流れと入金(6本)

譲渡証明書・委任状(6本)

住所・氏名が違う時(3本)

公式・公的な情報

手数料や様式は改定されることがあります。最新の情報は、次の公式・公的なサイトで確かめてみてください。

よくある質問

車を売る時の必要書類は、普通車と軽自動車で違いますか?

違います。普通車は実印と印鑑証明書が要り、譲渡証明書や委任状も使います。軽自動車は押印がなく、協会の手続きで譲渡する側が用意するのは車検証だけとされています。

査定を受けるだけなら、何が必要ですか?

金額を見てもらうだけなら、車検証があれば進められることが多いです。印鑑証明書などは、売る先が決まってから取っても間に合います。

印鑑証明書はいつ取ればいいですか?

普通車の名義変更では、発行から3か月以内のものが求められます。引き渡しの時点で残りの期間を求められることもあるので、契約の日が見えてから取るのがおすすめです。

車検証の住所が昔のままでも売れますか?

売れます。普通車は住民票や戸籍の附票で、車検証の住所から今の住所までのつながりを示します。引っ越しの回数で書類が変わるので、売る前に確かめておきましょう。

売った車の代金はいつ振り込まれますか?

入金の日に公的な決まりはありません。車と書類を渡したあとに振り込むお店が多いので、契約書の支払日を確かめておいてください。

まとめ

このページの要点
  • 車売却の必要書類は、普通車と軽自動車で窓口も中身も違う
  • 普通車は車検証・印鑑証明書・譲渡証明書・委任状が基本
  • 軽自動車は押印不要で、協会の手続きで売る側が用意するのは車検証だけ
  • 住所・氏名が違う時やなくした時も、つなぐ書類や代わりの方法がある
  • 書類をそろえる前に複数の見積もりで相場を知っておくと、売る先を選びやすい
車売却の必要書類.jp

車売却の必要書類.jp 編集部

車を売る・下取りに出す・家族に譲る時に必要な書類と手続きの流れ、住所や氏名が車検証と違う時、書類をなくした時の対応を、国土交通省や軽自動車検査協会など公的機関の情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト